間幕、ダンスと人類は滅亡する合宿、王を称える宿。

えと、前回首都大学の春ダンス合宿が無事終了したけど、日本のやんごとなき人々の血統を象徴する菊の花を表した16花弁のあの紋章がなぜか古代バビロニアからエジプトにいたる文明の流れにも散見されていて、そうすると我々が信奉しているこの国の、その実のところルーツはいったいどうなっているのだ？

そうだ、このままいけば人類は滅亡する。そしてその鍵はガドの直系、ミカドが統べる国、日本が握っている。

とMMRのような引きだった前回の記事から一ヶ月がたっってしまいまして、そんなこんなしている間にも春季ダンス合宿は何事もなく終了してしまい今に春の雪解けと、青草が中々生えてこず冬の備蓄が終わりかけヤギの餌の事でいつも頭がいっぱいな木島平はダンスの宿、ちきちきばんばんからお送りいたします。

この一ヶ月、合宿疲れと溜め込んだ毒素が精神を蝕み、いざブログを更新しようとパソコンの前に座ろうも気がつくと猫かヤギの動画を見てばかりいる始末。さらにタイミングの悪い事に、今年バイトに来てくれた学生から誕生日プレンゼントが届いたのですが、

その中身はなんとジャイホー。王を称えるサウンドトラックが。

それからと言うもの頭の中はわれらの王が扉を突き破って光臨し、暴れる象に巨大な山車をぶつけ大量のターメリックを振り掛けて象の心を鎮めてそのまま象の鼻に掲げられてヒラリ、空中へ。そのまま王のごときポーズで火矢を放ちガネーシャ像を燃やすあの、開始五分ですべての人々の心をわしづかみにする完全な開園シークエンスが頭の中にエンドレスで流れ続けるのであります。ジャイホー！

これを送りつけてきた彼の学生は果たして、私の誕生日を心から祝福しプレゼントを贈ってきたのか、それともこんなものを送りつけられたら我々夫婦の頭の中はすっかりインドに染まり、何を食べてもカレーの味しかしない。

バーバリーという字をみてもバーフバリ。バリアフリーという単語をみてもバーフバリ。バーベキューという単語を聞いてもバーフバリ。

セクハラ現場を見かければ予断なく首をはね、街中にやしの木を見かけたらとりあえずしならせてカタパルトにして城壁を飛び越えられるか試さずにはいられなくなってしまいます。そんな状態で果たして日常業務に支障をきたさないはずがあるでしょうか。

そう考えると彼の学生バイトはライバル企業がちきばんを骨抜きにするために送り込んできた悪辣なる刺客だったのかもしれません。