専修大学競技ダンス部、春のダンス合宿も早くも折り返し。
通常のダンス合宿ですと、この辺から疲労やらストレスやらホームシックやらで食欲が落ちてくるのが常なのですが、なぜか全く食欲が衰えないのが専修ダンサーズ。
むしろ私の両のまぶたの痙攣が日に日に止まらなくなってきました、ちきちきばんばんCEOがおおくりいたします。ダンスの宿ブログ。
最近ヤギ要素が不足気味なのは、仕事が忙しくヤギとあまり戯れる時間がないからでございます。
女将が徐々に人間の言葉を忘れ始めているからではありません。
さて、先日とあるトラブルが起こって大変だったと書いたのですが、何が起こったのか。
なんと、ちきばんのある牧の入エリア一帯が、水道管の破裂により断水してしまったのです。
夜中に学生にトイレが流れないと叩き起こされて、見てみるとトイレのタンクが空になっています。そしてどこからともなく「ゴゴゴゴ」という不吉な響き。
調べてみると、トイレだけではなく施設すべての水道の水が出ません。
いくら蛇口をひねっても出てこない。
暖めてもだめ、「愛してる」と甘くささやきながら捻ってもだめ。蛇口の前で私が四回転ループを決めてみてもだめ。
とにかく何をやっても水が出ません。配管周りを調べてみても何の異常もなく、外に出てみると、道路が激しく陥没していました。
老朽化していた配管がどこかで破れてしまっていたようです。その後、業者の方々の奮闘もあり、半日ほどで復旧したのですが、それまでは給水車に来てもらって
いちいち水を汲んでは合宿対応をしていたわけであります。
あわや合宿中止か、と思うと全くもって神経が磨り減る出来事。まぶたの痙攣だけではなくて胃の奥から苦い汁がこみ上げてきます。
そんな中でも貴重な飲料水を惜しげもなくヤギに上げに行く女将の姿に軽く殺意を覚えたりもしました(笑
そんなトラブルもありながら、不便な環境をいやな顔せず理解を示してくれた専修の学生たちに心から感謝したしだいであります。
筋とれしまくる学生たちの図。よく見たら一人カメラに向かってピースしてますね。まだまだ余裕がありそう。
ダンス合宿、ほかの学校もかなり筋トレしています。うちでも本格的なトレーニングマシン(ワンダーコア)を導入しようかと考えたこともありますが、
スペースの関係でまだ実現はしていません。
50人くらいの学生が、ずらっと並んでワンダーコアをやってる絵を想像すると、もうそれだけで飯の三杯は食えそうな感じですが。
六つに割れた腹筋は、永遠の憧れの的。ドラゴンボールを集めきったら、多分「神竜よ、割れた腹筋を私にください」とおねがいするところです。
できることなら僕も彼らのトレーニングに混ぜてもらって、腹筋をばっきばきにしたい所。
それをやってしまうと、仕事にならないので歯を食いしばって耐えしのび、学生たちがもっと筋肉がつくようにバランスの取れた食事で合宿を支えていくのであります。
味噌汁にプロテインでもいれてやろうかな。そんなこんな、合宿は続いていきます。