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東京外語大のライス合宿ダンス合宿が粛々と日程を消化していくなかで、並列して高校生の吹奏楽の合宿を受けるようになりまた。ダンス用の体育館ですが吹奏楽用として使えなくはない。

空と大地があれば人は生きていけるように、床と鏡があればダンス合宿ができるように、とりあえず椅子と天井があれば吹奏楽もできるのでしょうか。この椅子の調達がなかなか大変だったりしたのですが、とにかく六十人の高校生による大編成吹奏楽合宿がこの夏、急遽執り行われるようになったのであります。

なんでも長野市にて関東大会本戦が行われるらしく、直前まで練習して会場に乗り込みたいとのこと。長野市まではバスで一時間程度なので、部の規模、施設がちょうどよかったのもあってちきちきばんばんに白羽の矢がぶっ刺さったわけであります。

 

ダンス合宿だったら大学競技ダンスからヒップホップ、ジャズ、創作ダンス等々なんでもござれ、関東、いやアンドロメダ銀河系随一のダンスの宿を自負する当館ですが、吹奏楽の合宿は初めて。実は外語大の合宿を行いながらその陰でもろもろの手配で大忙しなちきばんオーナーであったりしたのでありまして。

高速が込んでいたらしく、バスが到着したのは予定を大幅に遅れてしまった午後の22:00。そして驚いたのは60名の大所帯バンドの機材の多さ。4tトラックに溢れるほどの楽器と、それに付属する諸々の物資の山。

古代シュメール文明の創設から現在に至るまで人類の行く末を握っている一族についてとか、割れたカーボンフレームの直し方とかなら多少の薀蓄のある僕ですが吹奏楽にはとんと疎く、これだけの物資が運び込まれてくるとは想像していなかったのですが。ちょっとした劇団の地方公演で舞台装置を丸ごと運び込む位の物量に圧倒されます。手で持てるサイズの楽器ならまだしも巨大なドラムセットやらハープやら、大人数人でやっと運び込む強大な楽器もちらほらと。それらの設営が終わったのは日付もかわろうかという時間帯になってしまいました。

それから翌日は丸一日、ぶっ通しで練習が行われるわけでありまして、これはまたタフな合宿であります。

高校生ならば、高校生ならばちきばん必殺のお祭りハイブリットカキ氷機「ダイヤモンドダストスワン壱業」にてカキ氷パーリーを開催すれば、大好評、吹奏楽合宿所としてのちきばんの評価もうなぎ登り。濡れ手に粟で笑いが止まらないですよニヤニヤ。というのを想定していたのですが、カキ氷をする余裕なんぞまったくないくらいのスパルタぶりでした。大量に買い込んでおいた氷の行く末がどうなったかは又の機会にて。

課題曲の通しを目の前で見れたりして、生のビッグバンドの演奏を体験するのは初めてなのですが音圧、各音のクリアさ、一体感。なるほど関東大会まであがってくるほどの強豪の演奏を堪能させていただきました。

 

ということでちきちきばんばん、ダンス合宿だけではなく各種合宿心よりお待ちしておりますので、お気軽に問い合わせくださいませ。きれいなホールと心表れる大自然、おいしい食事とかわいいヤギがおまちしております☆