東京外語大競技ダンス部合宿ですが、一日の半分を厨房に閉じこもりせっせと糧食をこさえる僕です。畢竟、彼らが踊る姿よりは飯をわしわしと飲み込む姿ばかりをみることになるわけです。
これはいったいなんの合宿なのだ?彼らはダンスを踊りに来ているのに、見ているとライスばかりを食べている。ダンス合宿じゃなくてライス合宿じゃないかこれは。と地球人にまぎれてその行動様態を観察に来た宇宙人ならば上司に報告するところです。がもちろん連日連夜地下ホールからは競技ダンス合宿に欠かせないあの、絶叫が響き渡っています。もうほんと、毎年毎年どこの学校も決まって絶叫するわけです。音を電力に変換する謎の機械とか喉からライスがでるほど欲しいところです。ドイツあたりがしれっと作ってないですかね。我々の世代からするとドイツの科学力は世界イチィィィィィィィ!なわけでして。ちなみにサムネイル画像に意味はないですけど。
今年はダンス合宿でありながら各大学のダンスをしているカットは本当に貴重なので(汗 カツモクすべし!
これらのカットは上級生の物なのです。基本的に夏合宿は新兵を鍛え上げて戦場に送り込む為の合宿であることが多いので(予想ですが)どこの大学も下級生をずらりと並べてひたすらボックスをやったりフォーメーション練習だったりが多いので上級生がこうして踊っているシーンに遭遇できるのは中々珍しく。南国の海で海がめの産卵に遭遇するくらいの幸運児。やっぱりい三年生くらいが踊っているのを見ると、ついつい引き込まれてしまうものです。あんなふうに踊れたら楽しいだろうなあと思いつつ、そこにこめられた修練と血と涙の累積を思うと頭が下がるばかり。大量のライスで応えたいと思います。