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一部の間では割と有名なダンス合宿の聖地、名前は変ですが本格派ダンスの宿、dancing house ちきちきばんばん公式ブログ。今日は久しぶりにヤギの話題です。

昨年夏からなぜかうちにいついてしまったヤギさんたち二匹。。ブログにも書いたと思いますが、この五月にいつの間にか一匹子ヤギが生まれ、さらに1ヘクタールあたりのヤギ濃度が高まってしまいました。ダンスの宿なのにヤギがいるのもいいものです。ちなみにうちに住み着いたヤギは母子親子なので、自然のままでは増えないはずなんですが、どうしてでしょうねぇ?・・・・・

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三匹そろうともうお祭り騒ぎです。後ろでにやけている赤い物体は、ヤギをつないでおく杭です。

豆太郎(子ヤギの名前)。もう見ているだけで胸が締め付けられるほどかわいいのですが、問題はこいつが雄だということ。今はシャツのすそをはむはむしたり、背中に乗ってきたりとじゃれつきかたもかわいいのですが、これがあと半年もするとしゃれにならない大きさになってしまうのです。

立派な雄やぎになってしまうと以下のような問題が生じます。

・人間の力では引っ張れなくなってしまう

・小屋や柵を破壊する

・においがきつい

・いつの間にかヤギが増えてしまう。

・生物兵器所有の疑いから、国家転覆をもくろんでいると思われ、共謀罪にかけられる、近所の人に密告される

 

等々、一般家庭で雄ヤギを飼うにはいささかリスクが大きすぎるのはヤギ飼いにとっては常識です。それゆえ、達人が雄ヤギを手なずけ角につかまってヤギにまたがる姿、つうしょう「ヤギライダー」は全ヤギ飼い達の憧れだったりします。車でいうポル○ェとかべ○ツとかそんな感じ。

雄が産まれてしまった時に処遇についていろいろ夫婦でもめたのですが、それでもすっかりなついてしまった豆ちゃんをお肉にしてしまうのはやっぱり無理でして、去勢してうちで飼い続けようという話になりました。

 

と、いうことでいつもの獣医さんの登場です。相変わらずの甘くスモーキーなヴォイスに日々獣と格闘し鍛え上げられた肉体。獣医界のハンフリー・ボガード。人見知りなうちの奥さんもこの獣医さんには好意的なのです。いい獣医さんが近所にいて本当によかったと。

 

虚勢には主に二通りのやりかたがあります。 手術してまめちゃんのたまちゃんを亡き者にしてしまう方法。輪ゴムでたまちゃんの付け根を縛って壊死させてしまう方法。子ヤギには麻酔がかけられないので、手術は凄惨を極め、子ヤギさんはもちろん飼い主さんの精神的ダメージもおおきいとの事で輪ゴムで玉ちゃんをしばりつける方法にしました。

ついでに、先日除角したのとは別に眉間のところから変な角のようなものが出てきてしまっていたのでそれも焼いてしまおうということに。玉は縛られるは額は焼かれるはで散々な豆ちゃん・・・・しかし一緒に暮らしていくためには仕方ないことなのです(涙

 

縛られた豆ちゃんの玉ちゃんを写真に上げるのはなんとなく閲覧注意になってしまいそうな気がしたので今回は写真はなしです。かわりに除角、抗生物質を塗りたくられて青くなってしまった豆ちゃんの写真で今回はおひらきとなります。

 

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玉ちゃんを縛られて、下腹部が落ち着かないのかここ数日は元気のない豆ちゃんです。早く元気な姿に戻ってほしいと流れ星に願うちきちきばんばんスタッフ一同でした。

ダンス合宿シーズンまであと指折り数える日々でございます。