ブログ

 

ダンスの宿ちきちきばんばんですが、合宿シーズンはあいも変わらずダンスとかけ離れた毎日を送っております。

親父にしごかれすぎてダンスは一時的に心が折れてしまった われわれもダンスが出来たらまたかけることも違うんだけれどなー。

 

ちなみに親父の古いダンス仲間で長野ダンス協会の重鎮、Tさんが野暮用で家を訪れ、その際に「肉親におそわったらそりゃ無理だわさ」と笑い飛ばしていました。肉親でもありしかもキングギドラが釘バットを握り締めて襲い掛かってくるようなうちの親父ですから、われわれの心が折れてしまったのも仕方ない話。

と、いよいよヤギ乳シーズンが訪れてまいりました。ヤギのオパイは二つ。なので当然生まれてくる子供も二匹は来るだろうと思っていたのですが結果は豆太郎一匹です。まだまだ胃袋のキャパシティの少ない豆ちゃんですので、当然二振りのオパイをもてあますことになります。需要に対して供給が間に合わず日に日に張っていく絹母さんのオパイ。このままではオパイは膨張し、結果どうなるか

① 無限に膨張し、最終的に地球を滅ぼす

② 膨張の在る一転から自らの質量を支えきれず、縮小をはじめるオパーイ。最後にはパチンコ玉程度の大きさに対して銀河系全体の質量を持つようになります。こうなると小規模のブラックホールを形成し始めます。桁外れの重力は空間すら捻じ曲げ、光も脱出不可能な状況に。結果、地球が滅ぶ。

 

の二通りが考えられます。こんなスタバもない弩田舎でまさか地球崩壊の危機が進行しているとはアイアンマンも知らないことでしょう。ということで急いで搾乳作業に入るわれわれちきばんスタッフでした。

 

IMG_6647 IMG_6643

 

いろいろあって何とか搾り取った今年の一番乳。飲んだ結果はなんじゃこりゃ。初乳は免疫物質が大量に含まれていて子ヤギに必ず飲ませなければならないというのはヤギ飼いにとっては周知の事実なのですが、あまってんだから人間も飲んでいいだろうとはならないのです。よく考えたら乳袋にて半年かけて分泌熟成され続けた高濃度ヤギエキス。人間が飲むにはいささか刺激の強すぎる代物だったのかもしれません。

一回絞りつくしてから取ったミルクは、昨年よりもまろやかで濃厚なミルクでした。ヤギ乳は環境ストレスによって味がかなり変わるといわれます。昨年より美味しいミルクを採ることが出来たのは、この半年間の苦労が少し報われたような気持ちになりました。

ちなみに、初乳はさっちゃんは飲んでません。まんまと実験台にされました。わしが死んだらどうするのかと。若干ひざを突きつけて詰めたい気持ちになりましたがヤギが草を食べてる姿を見たらどうでもよくなりました。今日も木島は平和です