年明けからすっかりご無沙汰してしまいました。ちきばんオーナーは一体どうした?ホームページが更新されていないぞ。
はい、別に何があったわけではありません。インド人もびっくりするほど雪がなかった昨年と違って、一月上旬より途切れることなくほぼ毎日のように降り注ぐ雪。雪。雪。木島平はサンタクロースもトナカイを置き去りにして逃げ出す程の雪に覆われてしまいました。
連日の雪かきに追われているうちにすっかりご無沙汰になってしまいました。そして気づけば早くも合宿シーズン。ああ、思えばまったく牧の入りゲレンデの魅力を発信できていません・・・本当に申し訳ない。時代が時代なら切腹物の所業ですが、気にせず行きましょう。
2月13日より合宿が始まっています。今春一校目は、首都大学東京。おなじみの皆様でございます。
普段なら熱気のこもった練習場の写真とともにお送りするはずでしたが、何を血迷ったのかせっかくパパラッチしてきた写真を(もちろん許可を得てですが)PC操作を誤って消去してしまいましたので、今回は文字だけになります。大脳新皮質をオーバードライブして、若き美男美女が汗だくになりながら踊り狂うクレイジーな光景を脳内のスクリーンに映しながら楽しんでください。
首都大学競技ダンス部も、例に漏れず真夜中まで練習する学校であります。
一体いつ寝ているのかと思う程。普段は静かな山奥に、この数週間ばかりはダンスミュージックが鳴り響きます。日中は近所の皆様の了解の上で、爆音を鳴り響かせても特に問題は起こらないのですが日が沈んでからも、同じ調子で音を出そうものなら最悪近隣から苦情が来て、合宿そのものが中止という事も想定されるわけです。
なので、夕食の片付け後、一日の仕事が終わりそれとなく気が抜けた様な時間帯であったとしても、耳は地下のヴォリュームが規定値を越えないかどうか、常に気を使っていなければなりません。本音を言うなら学生たちに鼓膜から血が出るほどの爆音の中で思う存分躍らせてあげたいのですが、そうもいっていられないわけであります。自慢のJBLのスピーカーもぐっとこられてもらわなければなりません。
そんなわけで彼らを暖かく、時に厳しく見守りながら一週間を付き合っていくわけであります。そうして時に、学生たちと心が通じ合った瞬間があるような気がすると、この仕事も捨てたものじゃないなあなどと感じる事もあるわけで。そんなこんなで数週間の合宿シーズンが幕を開けたわけであります。
今後ともよろしくお付き合いを。