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独協大のコンパが無事におわり、朦朧とする意識の中で彼らのバスを見送ると戦争のようだった2016年、夏のダンス合宿シーズンも無事に終了となります。

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「独協はイケメンが多いから働いていて楽しい」(若干の誇張あり)

と新妻のさっちゃんがつぶやいていたのを僕の地獄耳は聞き逃しませんでした。きー、悔しい。やはり女性は甘いものと小動物といけめんに弱いらしい。

確かに新人に何人かハーフっぽいのとかたぶん外国人の子とかそんなのもいたりなんかして遺伝子レベルでの差を見せ付けられる感じです。こっちがへろへろなのにそんな事を考えていたのかと、膝を突き合わせて子一時間くらい問い詰めたくなるところでもあります。

まあ、冬の仕事はワンシーズン経験しましたが、夏の忙しさはこれが初めてです。早朝から夜遅くまで休む間もない仕事の忙しさに相当参っていたようなので、勘弁してあげましょう。仕事が終わって「やっぱりこの仕事私には無理みたい。他の女性を探してね」なんていわれたらどうしようと内心ひやひや物でしたが、今のところは大丈夫なようです。よしよし、あとでカントリーマアムあげよう。

さて、独協大学競技ダンス部。どうだったのか。

うちの鬼軍曹いわく、最近のダンスはやけに派手で悪路バティックな動きを重視しているのか、ロアー、ライズ、音を聞くといった根本的な所がおろそかになっていて、曲がなかったら何の踊りをしているか分からない風になっている。それが流行なんだろうけれど、正直どうなんだろう。

見たいな事を人から見たらしかめつら(本人はいたって普通の表情)で目があったらヤギが気絶しそうな顔でつぶやいているのを良く見かけるのです。

が、独協の練習風景を見ていて、オーソドックスながら基本に忠実に実に良く踊れている、と珍しく好評を投げかけていました。このままの方向性で伸びていってほしいと。独協ダンサーず、みてるか?みてたらぜひこのままがんばってほしいところでございます。

あと、彼らの使った後のホールは床が非常にきれいな状態で返してくれました。大概の学校は床に撒くロウのかすが黒くこびりついてしまっているのですが、これには驚かされました。もちろんロウを撒いて踊っていたら床が黒くなるのは仕方ないことなのです。特には何も言わずに、後でヤギを蹴っ飛ばして憂さを晴らすくらいなのですが。道具、環境を大切にするところにも何か姿勢が現れているのかもしれませんね。今回はやぎさんも無事に怪我なく終わることができたので良かったです(もちろん冗談ですよ。動物愛護精神にみちみちたちきちきばんばんでございます。)

 

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仕事が終わってふと食堂をぶらついていると、彼らがメニュー表に書き残してくれていったメッセージ。チキバンサイコー。こういう些細な喜びに、疲れ果ててATフィールドがあいまいになっている僕のメンタルは思わずほろっときてしまいました。

ということで今年の夏の仕事もほとんど終わり。さあ、明日からしばらくは何もしたくありません。黄色いパジャマをきてゴロゴロしているさっちゃんはぐでたまが現実に現れたようになっています(笑