2018年春のダンス合宿シーズンもようやく終わり、今は次の夏に向けてパワーを蓄えつつ、色々準備していく期間へと移行しています。
木島平にあるダンス合宿の聖地、ちきちきばんばんよりお送りしますろくでもないブログ。
合宿関連の書く事もなくなり、さて今後のブログ更新をどういう方向で勧めていこうか頭を抱える日々でもあります。
過去の記事を振り返ってみると昨年の十二月末くらいからずっとなんだかんだ宿として機能し続けていたわけでありました。
約三ヶ月、非日常の状態が続いていた訳でありまして、急に日常に戻っていいよと言われても体は直ぐに順応はできません。
それにひきかえ、ヤギはすごいです。
特に誰が教えたわけでもないのに、秋になるとプクりとお尻のあたりが腫れ上がり、サカリのシーズンを迎えるようになります。
一旦サカリモードに入るととちょうど21日サイクルで発情を迎えその度に「ぶえーーーー!」という猛烈な叫び声を上げながらオスを探してあたりをうろつき始めます。
季節ごとに移り変わるバイオリズムに心身をしっかりと順応させていけるわけです。
半分野生の動物としては当たり前のことかもしれませんが、中々日常に復帰できない我々としては羨ましい限り。
ちなみに、産まれたばかりでタマタマとララバイしてしまった豆ちゃん(元オス、もうすぐ満一歳。飼い主を餌としか見ていないロクデナシ)は、タマタマとサヨナラして、生殖能力は奪われているはず。なのに年中メスヤギの上に乗っかっては腰を振ろうとしています。
もちろんタマがないのでどんなに高速で腰をスウィングしたところで何も起こりません。シャドーボクシングの様な物。
筋力が強化されてスウィングスピードは上がるかもしれませんが、至って非生産的な行為です。その消費したカロリー分、また餌の干し草が減ると思うと我々は暗澹とした気分にさせられるのですが。
野生の本能というのは実に恐ろしい。乗っかられるのはいつもお母さんの絹ちゃん。お姉さんの木綿ちゃんにはなぜかちょっかい出しません。角があるから怖いのかも。
お絹母さんは豆太郎のエア交尾を非常に嫌がり、豆が近づくと最近はダッシュで逃げるようになりました。そして、そのフラストレーションの矛先は何故か木綿ちゃんをドツキ回す事で発散されます。
豆→絹→木綿→豆
という謎の三すくみ状態がうちのヤギ達のあいだに形成され、微妙なパワーバランスが三国間の間に保たれているのが現在のヤギ情勢。
そこに若女将の餌の量の忖度や、公文書の書き換え問題が発覚しもはや昨年の絹一強政権状態は風前の灯火といったところなのです。
絹ちゃんの怒りの矛先、もはやストレス発散機にされてしまった木綿ちゃんですが、実はお腹の中には赤ちゃんがいます。そう、妊婦さんなのです。今度のGWが終わる頃にはまた新しいヤギが誕生し、若女将の頭の中は更にヤギで一杯に。人生の春ならぬ人生のヤギを謳歌しまくりな状態になる事は間違いありません。
、が、微妙な力関係が保たれている現在に別の要因が加わる事により、果たしてそれがどうなるのか、密かに心配なところでもあるんです。四匹(もしかして五匹?)が上手く共存できればいい。しかしヘタをすると牧の入エリア中の草が絶滅する恐れも。
そうなったら、責任は全て若女将に押し付けて、私はさっさと若女将の実家、駒ヶ根に逃げ込んでサラダコスモに就職でもしようかと考えております。
そんなこんな、中々季節の変化に順応できず、気づけば結局ヤギのことばかり書いてしまったブログです。これでも一応日本有数のダンス合宿の聖地、ちきちきばんばん公式ブログ。次はどんな記事になるか全く予想がつきませんが今後ともよろしくお願いいたします。
はあ、花粉症が辛くなってきた・・・・