豆太郎(雄ヤギ　角なし、去勢済み。特徴よく食べる。)

に秘蔵のアンパンを食い尽くされてしまいました。それ以来どうやって女将を説得して豆太郎をドナドナするか思案中。

それでも飢えてない時はズボンの縫い目をかじかじして擦り寄って来たりと、失神するほど可愛いので何だかんだドナドナするのは難しい。

そんな感じで各界の様に心が揺れているチキバンおーなーの、相変わらず適当なブログです。

ダンス合宿ならお手の物。だがしかし久しぶりのお正月客をお迎えするのであれやこれや準備する。通称「オペレーション・マイダス王の指」が展開しようとしていた所でヤギに邪魔されて今に至ります。

もうこれ以上引き伸ばすとこの件に関して書くモチベーションがなくなるので、今日で締めくくり。

オペレーション・ウルフ？何それ美味しいの？

ちなみに「マイダス王の指」とは美味しんぼ、究極のカレー対決の時に海原雄山に全否定されたカレー屋さんです。

ここからはダイジェストで行きます。

・お正月にふさわしい豪華な料理。

今回は結構がんばりました。割と採算度外視しています。

普段ダンス合宿等では予算の関係で使うことの難しい食材を取り揃えます。

以前から使ってみたかったけど中々使う機会の無い食材をこの時とばかりに発注。そして味見を繰り返します。半ば職権乱用ですが、お客様が無事に新年を迎えるためには仕方の無いことなのです。

金目鯛の姿煮

ぶりしゃぶ。それも冷凍ではない生の産地直送物。

松前漬け

大きい刺身用の甘エビ

寺泊直送の鮮魚の数々。

ローストビーフ

そして山のような謎肉

この謎肉とはちきばんの料理でよく使われる謎の牛肉の事です。

どやら和牛の切り落としらしく、煮込むとものすごく柔らかく美味しくなるのです。

ぶっちゃけた話下手なレストランで出てくる牛料理の肉よりよっぽど美味しい。

謎なのが、そんな美味しい肉でありながら下手な鶏肉なんぞより安価な事。原材料表示には、きちんと「和牛」としか書いてありません。

これで表記に「ピンクマウス」とか「チュパカブラ」とか書いてあれば寧ろ安心なのですが。あまりの旨さに心身に異常をきたすレベルです。

そんな豪華食材を惜しげもなく投入し、お正月のお客様のをしっかりともてなすことに成功しました。少なくとも胃袋だけはもてなす事ができたと思います。

お客様からは「お食事が本当に美味しかった。兄さん、どこかで修行でもしていたの？」等ありがたいお言葉を頂き、至極光栄極まりない。

「ほとんど美味しんぼとクッキングパパで料理覚えました。」と真実を包み隠さずお答えしたのですが、冗談ととられてしまった様です。まだまだ顎の張り出しが足らないからでしょう。

クッキングパパを名乗るならば、少なくても顔の面積の半分は顎が占領していなければ説得力がありませんね。少しでも信用していただけるように、顎たて伏せの回数をもう少しプラスしようと思うお正月でした。

あ、そういえば、忘れてた。女将が手作りのフロランタンを焼いて提供などもしてくれました。個人的にはファミチキ並みにとても美味しく仕上がっていたと思います。

女将、フロランタンを焼く　なんだか村上春樹さんの小説のタイトルっぽいです。

今回の料理、食材はかなり予算オーバーだったので、ダンス合宿などでお出しすることは難しいと思いますが、その経験はしっかり活かされてくると思います。

合宿宿なのに食事が美味しいと評判のちきちきばんばん。今後も研鑽を重ね(クッキングパパを熟読する等)、皆様の胃袋をわしづかみにしたいと思いますので乞うご期待くださいませ。

ちなみに何度も問い合わせを受けますが、ヤギの丸焼きは提供しておりません。あしからず。