豆ちゃんが生まれてもうすぐ三週間。わんぱく真っ盛りで、飛び回る元気な姿が微笑ましいです。
こんな感じで三匹仲良く除草作業をするのが朝と夕方の日課です。
しかし、豆ちゃんは雄、そして角あり!なので、一緒に暮らしていくには除角と去勢が必要になります。
雄でも、除角、去勢なしに飼っているお家もありますが、宿泊業としてはあまり凶暴な生き物を置いておくわけにはいかないので、かわいそうですが施術するしかありません。
2週間ほどたったところで、先日獣医さんに来ていただき、まずは除角です。
高温にした電気ゴテで角を焼くと生えなくなるのですが、角の周りの皮膚も焼けてしまうので子ヤギにとってとても苦痛を伴います。
動物を飼うとは、ただかわいい~だけではないですね。時には気を強く持たないといけませんが、初めてのことなので胃が痛くなります。前日はごめんね~とはしゃぐ豆ちゃんをなでなで・・・
そして当日・・・
獣医さんは、先日絹母さんの出産の際にもみてもらった獣医さんです。
とても慣れた様子で子ヤギを股に挟み、頭を押さえて電気ゴテでじゅ~・・・
しきりに「ッッメェ~~~!!!怒」と鳴きまくる豆ちゃん。
熱いね、あとちょっとだよ、がんばれ~
と見守るしかありません。
豆ちゃんの角は大きいらしいですが、出血するほどまではいかず、無事に除角終了。
↓こちらが除角前。ちょこっと出てきてます。これがもっと生えてからの除角だと切開しないといけなくてもっと大変になります。子供のうちにとってしまわないといけません。
これが痛々しいですが、除角後の写真です。
ちきばんスタッフもどっと疲れた一日となりました。まだ去勢があるのか~と思うと気が重くなります。
終わった後、疲れたのかすやすやとよく寝ていました。
がんばったね!!豆ちゃん!
除角も去勢も子供のうちにやってしまわないと、大きくなってからではより負担が大きくなってしまいます。
子供だと特にかわいそうに思ってしまうのですが、仕方ありません。
ヤギのおかげでなんだか私も強くたくましく成長させてもらっている気がします。
ちなみに、うちに来てもらっている獣医さん(甘いヴォイスでダンディ)、ヤギを愛でる姿は見てるこちらもきゅんきゅんします。
偶然にも昔、社交ダンスをやったことがあるそうで、うちに親近感を持ってくださいました。
とても良い獣医さんに巡り会えて、本当にうちのヤギは愛されてるなぁ。。
話がそれました、、(これ絶対後で社長に怒られるな汗)
命の尊さを教えてくれる子ヤギ。ぜひ、ちきばんで自然体験してみませんか☆