またしばらく間が開いてしまいました。やく一ヶ月ぶりの更新になります。この一月、なんやかんや合宿準備が忙しく落ち着いてキーボードに指を這わせる肉体的、精神的、経済的余裕もないまま、夏合宿のシーズンに突入してしまった次第であります。
地球の真裏ではオリンピックの真っ最中。日本男子体操団体が念願の金メダルをゲットした、なんていう香ばしい報せも知ったのは数日後だったり、すっかり世間様から取り残されてしまうくらいに仕事に追われている有様でございます。
今年の合宿一発目は神奈川百合丘高校。ダンスの名門校としてここ数年全国で猛威を振るっている競合校でございます。
ダンスが義務教育に取り入れられ若い子たちのダンス人口が激増している昨今ですが、比率で見るとまだまだ女子の割合が多いようで、こちらの学校も約百人の部員のほとんどが女性部員。
男子部員の数はそれこそ消費税並みのすうじになっておるわけで。元デブ、根暗、オタクっぽいと、モテナイ大三元で学生時代を過ごして来たの私からすると、女子高生というのはもっとも縁遠い存在名わけであります。それこそ冥王星、いやもっというなら二万六千年周期で地球に接近し、さまざまな天変地異を巻き起こすとされる彼の惑星「ニビル」からうちの裏庭のヤギ間での距離くらいの隔たりがあるわけです。
そんな女子こうしぇえ達を迎え撃つべくあれこれ奮闘し、嫁さんの意見も聞きつつ女性が少しでもくつろげるように宿の各地を改良し続ける一月でもありました。
と、百合丘のダンス部の彼氏彼女。館内では非常に元気が良く、楽しい合宿を過ごしてくれていたなら幸いであります。
練習中の風景
合宿最終日
僕「ちきちき!」
彼氏彼女ら「ばんばーん!」
よくわからない掛け声とともに満点の笑顔で応えてくれました。今年で四回目となる百合丘の合宿です。100人規模の合宿はうちのキャパのほとんどを使い切るのでさすがに従業員もへとへとになりますがなんとなく若い彼らかパウワを、若さのエキスを、青春のかほりを分けていただいているような気がして、仕事終わりには心地よい充足感に包まれるのであります。
ということで今年も長い夏がはじまります。