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いよいよ合宿のハイライト、最終イべントである一年生シャドウコンペが開催されます。先輩一団がばっちりスーツを着込み(このためにスーツ一式持ってきたのか!)審判団となって一年生のシャドウを細かく採点していきます。

ジャッジされる一年生たちもメイクばっちり、髪型もガッツりと固めてまさしく殺し合いに赴く武士の様な、ピリピリとした雰囲気の中でホールに現れます。彼ら彼女らの合宿の成果をばっちりとカメラに収めるべく、コンテストスケジュールをしっかりと把握した上で地下ホールに愛用のキャノンの一眼レフをもって降りてく。必殺のカメラを携えた社長を歓迎の拍手で出迎える学生たち、そんな絵をひそかに期待していたのに、現実はつらい。

予定よりも早くスケジュールが消化されていたみたいだよ。男子リーダーたちの雄姿を収めることはできませんでした。うむむ、残念やるかたない。

今の自分とちょうど半分くらいしか生きていない彼らの、普段は現代の若者らしく、軽薄な調子を崩さない彼らの本能と情熱をむき出しにしたスイングに、飛び散る汗に、ふとした拍子に絡む美しい男子たちのまなざしにあらぬ妄想を迸らせながらにやにやしたかったのだよ、おじさんは!(もちろん冗談です)

それでもガールズの美しいラインをばっちりと収めることができました。それにしても競技ダンスというのは、人体をいかに美しく、創造された目的にかなって使っていくスポーツなのだな、と見ていて感じました。

アダムとエバの失楽以降、失われてしまった人間の本質に、芸術をとおして迫ろうとする行為なのかもしれないのだ。ふふふ

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とゆうわけですべての練習スケジュールを消化した彼ら。今はすべての枷から解き放たれて打ち上げしています。