今日は、Ｔ夫妻の、最近の話（男は、辛いよダンス偏)
私は今でも毎日自分の出来る範囲で練習を続けている、私が四月に坐骨神経痛になったり
パートナーが軽い椎間板ヘルニアになったりして、数日休んだが確りと練習は、している。
此の一ヶ月ドクターの言い付けを守らずに、夏の大学の舞踏研究会の合宿の仕事が
始まる前にと思い強化練習をしている。

でも自分なりの強化練習で、若い人の練習からすれば普通の程度でのことで、強化練習と言っても
午前中一時間半、午後一時間の事なのだが、私にすれば大変で、足,腰、背中、首、全てが、
ギシギシ、ガタガタ、と、苦情を訴えている。

大学生の合宿で自由練習時間に参加して踊る時に、内心｛若いのに負けて堪るカ！｝と思うのだが、
、 この頃は学生の動きに就いて行けない。昨年は一年間踊りを変え様として、逆に動けなくなってしまったが、
今は、春先に書いた様に苦しんだ成果が出て来ていて安定して踊れている、今年の夏は若いのに、
対抗するつもりです。

(この頃は、勢いに就いて行けないのが実態で、負け惜しみで、“シツ”で勝負等と言っています。
でも彼等の中の数人は、毎年 卒業後プロに進路を定めるのがいますので、負け惜しみでも、
一緒に踊るのは、面白いのです｡)
パートナーは、ドクターの言い付けを守らないと反動が来るから程々にしなさいと言っているが、
私は、“ウン”と返事だけしている。(でも覿面、四月に継いで二度目のドクター通いを、している)

T夫妻の練習を見るようになって大分になる。宿の仕事が夏二ヶ月、冬四ヶ月有るので、Ｔ夫妻には、
レッスンは出来ないと言ったのだが、それでも其れで良いと練習に来る様になって三度目の夏が
来ようとしている。最初来始めた頃は激しい喧嘩ばかりしていて、中々踊りに,ならなかった。

Tさん カップルもご多分に漏れず、Tさんが頑固で最初に文句をつけ、それに奥さんが言い返す、
其のうちTさんが怒りはじめ、奥さんが負けずに言い返す、其のうち、何をやっているのか分らない程、、
滅茶苦茶な踊りになって、お互いに相手の所為にして、喋喋発しと止まらぬ喧嘩になってしまう。

私は只見てるだけ、練習が終る度に, 上手く行かなくて相手が気になって仕方が無い時は、
怒る時間があったらシャドウをして、自分のバランスとタイミングをキチンと確認して踊る事が大事と
アドバイスを繰り返します。でもTさんは、頑固な人ですから
、
｢パートナーが来ないからタイミングが取れない、パートナーが手に,力を入れるから、
バランスが取れない、パートナーが真っ直ぐでないから廻れない・・・・・・等・等 ｣
パートナーも負けん気が強く,決して負けてません。バトルは,激しく続きます。

此れを読んでる貴方思い当たりません。きっと同じ思いがある筈です。仕方ないので私が、Tさんの
パートナーと組んで実際に踊って見せて、其れで、｢パートナーは,出来るのだから、Tさんが出来れば、
踊れるのだから、喧嘩をする時間は無駄だから相手を、気にしたくなったらシャドウをしなさい｣

Tさん納得しません、Ｔさんからすれば自分だけ言われるなんて間尺にあいません
Tさん｢先生と、踊ったからできたので彼女が出来た訳でないので、自分と踊る時とは,違う｣
Tさん頑固ですから、どうしても出来ないのはパートナーが、出来ない事にも原因が有ると、譲りません。

でも本質は其処に有るのです。Tさんのパートナーは、私と踊って踊れるなら、Tさんとも同じに
踊れる筈です。結果としてTさんが出来ればパートナーも出来ます・・・・・・仕方なしに我慢のTさんです
この頃は大分喧嘩をしなくなりました。以前はクラブの練習会でも派手な喧嘩をするので有名だった
様ですが、この間一緒に練習していた違うカップルが派手な喧嘩をしていたのをみて、練習が終ってから
｢以前の私達みたいでしたネ！この頃は、自分のする事がイッパイあって、其れ所ではないですネ｣

それでも自分達の、持ちクラス試合が近ずいた此処数回の練習は、私は只見てるだけ状態が
時々ありました。リーダーは大変ですね、でも仕方ないですネ。カップルとして踊るには、リーダーが、
理解して、リードして踊れる力が要求される訳ですから、リーダーは,辛いですよね。

私が、余りパートナーを弄りませんので、そんな訳は無いと思いながらも、じいっと我慢のTさんです
でも我慢できず爆発するのです。でもそんな時私は、空かさず簡単に、｢Tさん 其処シャドウして｣
Tさん頭の中で爆発した湯気が駆けめぐってるようです。

でも仕方ないと此の頃は頭では、理解してきてるのですが、でも上手く踊れない感情を押さえられません。
それで頭から湯気が噴出します。リーダーは、辛いですね！でもリーダーが出来て初めてカップルとして
パートナーは、踊れるのですから
マー当分Tさんには、頭から湯気を、噴出しながら我慢して踊ってもらいましょう、