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きん肉マン、6/26日から始まる新シリーズはなんとアタル兄さんが登場するらしく、今からテンションマックスなちきばんスタッフこの頃です。(訳のわからん人は初代きん肉マンの王位継承編を七回くらい熟読してください)

これはもう、女房を質にいれてでも行くしかない!とダンサーたちに愛されたダンスの宿、ちきちきばんばん公式ぶろぐ。

ちきばん夏合宿の楽しみといえば、24Hいつでも使える広いホール、夏でも涼しい山の空気、吸い込まれそうな星空。そしてヤギミルク。踊りつかれた学生たちを良質なプロテインで癒してあげたい思いも多少あってヤギを飼い始めた我々としては、毎年のミルクの質、量はとても気になるところであります。毎年といっても今年で二年目なのでなんら統計的なデータも出ていないのではありますが。

 

今年の五月に産まれた豆たろう(雄、もうすぐ男の娘になる)はかなり大柄な子で、授乳量もかなりの物なのです。それでもいかんせん一匹なのでミルクは飲みきれないらしく絹おかあさんのオパイは日に日に少しずつ膨らんでしまいます。少し重そうだな、と感じたらちょっと絞ってあげて、を繰り返していました。

昨年の搾乳状況はというと、完全に乳離れが終わった状態でうちにきたヤギ母子。朝、両の乳をお笑い漫画道場の大センセーの書くシワシワオパイのようになるまで絞っても夕方にはプリンと膨らんでいく絹母さんのオパイ。大体一日3Lは出ていたんじゃないかと思います。ヤギを譲ってくれたおじさんいわく、「この子は体も大きいし乳もいっぱい出すし、いいヤギだぁ」といっていたのも納得です。

後日、確かに乳量は多い物の搾乳時にあまりに暴れるので、手に負えないからうちに送りつけたのではと邪推してみる。すぐ慣れておとなしくなるとか言って、あのおっさんめ

さて、今年も早六月にはいり、豆ちゃんも草を食べ始めたのでそろそろ搾乳シーズンかなと覚悟していたのですが、思ったより絹母ちゃんのオパイは大きくなりません。毎朝オパイがパンパンの、まるでオパーイと自己主張していた昨年とは別人、いや別ヤギのよう。二回目の出産なので乳の量も減ってしまったのかな、と少し心配になったりしていました。今年は雨が降らなくて草もぜんぜん伸びません。草も足りないのかも・・・と。

 

そんな昨日、ついに二つのたまちゃんとお別れすることになった豆ちゃん。去勢リングをはめられてしばらくはぜんぜん元気がありません。食欲もなく、乳も草もまったく口にしませんでした。そして今朝になってみると絹お母さんのオパイはもう、プリンプリンを通り越してはちきれんばかりになっています。そう、われわれはこの肥大したオパーイを求めていたのです。ということで今シーズン初の本格的な搾乳作業に突入したのであります。豆ちゃんおもったよりオパイ飲んでたので。

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そうして取れたのがこの純白の液体。概算ですが2.5Lはあります。驚くことにこれは二つあるうちのひとつのパイからだけでこの量になりました。もう方パイはまだちょっとミルクを飲んでいる豆ちゃんのために残してあります。両パイ絞ったら、5Lはいくのか?やはり絹母さんの底力は恐ろしい・・・・

味に関してですが、主観はありますが昨年よりぜんぜん美味しい!驚くほど濃厚なミルクです。長くなってしまったのでテイスティングの模様はまた別の記事に書きたいと思います。

夏のダンス合宿にきたお客様、是非ちきばん謹製、ヤギと草と人が醸造した大自然のハーモニーをお試しくだされ。ということで今回はおしまいです。

死ぬほど踊れて、ヤギの取れたてミルクも飲める。なんて素敵な宿でしょう。これは女房を質にいれてでもダンス合宿にいかなければ!